・今からドラム式洗濯機を購入しようと思っているけど…
・目当ての商品は決まっているけど、何か確認すべきことは?
・カタログを見たけどよく分からない
ドラム式洗濯機の購入を検討しているけど、何を確認したらいいか分からず悩んでいませんか?
実はドラム式洗濯機のサイズをよく確認しないと返品対応するおそれがあります。
なぜなら私の友人が購入した冷蔵庫が玄関で入らず返品したことがあるからです。

調査不足で納品できない場合、後の対応が大変…
そこでこの記事では、ドラム式洗濯機を購入する際に事前確認が不安な人でも対応できるよう、確認すべき箇所をまとめて解説します。
この記事を読めば本当に必要な確認箇所が全てわかります。
・購入する前に確認すべきこと
・生活導線を邪魔していないか?
・自分で確認するのが不安な場合は家電量販店を利用する
結論は次のとおり。


設置場所確認
設置場所での確認は下記の6箇所です。
①洗濯機サイズ
②ドアの開閉
③水栓の高さ
④コンセントの位置とアース端子の確認
⑤上部の棚までの高さ
⑥防水パンのサイズと排水口の位置
順番に解説します。
洗濯機サイズ
購入予定のドラム式洗濯機のパンフレットまたはサイトで洗濯機サイズを確認する。
具体的には寸法図で確認します。
この時、洗剤ケースの蓋を開けた時やドアを開けた時のサイズも確認しましょう。
特にドアを開けた時は思っている以上に部屋の圧迫感を感じるはずです。
洗濯機サイズを正確に把握して、この後の確認作業をミスしないため、必ず確認しましょう。
ドアの開閉

家事に支障が出ないよう、生活導線を意識した設置イメージを持つこと!
軽視されがちですが、左開きか右開きか、よく確認する必要があります。
適した開きでない場合、設置場所付近の生活導線によっては、使い勝手が悪くなります。
ちなみに左開きはドアが右から左に開くタイプ、右開きはその逆です。
開き具合がイメージできない場合は家電量販店で実物確認してみましょう。
水栓の高さ

洗濯機本体がギリギリ設置できたとしても、水栓に本体が接触した設置の場合、洗濯動作の振動で水栓が破損する可能性があります。
持ち家の場合、壁ピタ水栓の取り替えで対処可能の場合があります。
賃貸の場合、壁ピタ水栓の交換には大家さんの許可が必要で退去時には元に戻すことを求められることもあります。

私の場合、賃貸で水栓が洗濯機に接触するため検討しました。しかし大家さん対応が面倒なので、仕方なくドラム式洗濯機の機種を変更しました。
給水ホースの取り回しも忘れずに確認する!
コンセントの位置とアース端子の確認
コンセントの位置とアース端子も確認する。築年数が古いほど要確認!
・洗濯機の電源コードが届く範囲にコンセントがあるか確認
・給水ホース同様、電源コードの取り回しが問題ないか確認
・電源延長コードの使用は、安全上の理由から推奨されません
・感電防止のため、アース端子があるか確認
(ない場合は、電気工事が必要になる場合があります)
上部の棚までの高さ
設置予定場所の上部に棚がある場合、水栓の高さ同様に考慮する必要があります。
これは洗剤ケースフタを開けた時の高さが確保できていれば問題ありません。
防水パンのサイズと排水口の位置
防水パンのサイズは内寸と奥壁からの手前の防水パン内側までの距離を測定する!
排水口の位置が中央の場合、「真下排水ユニット」や「フロアーあて板」などの別売品が必要になる場合があります。
その場合、排水パイプが内部部品を傷つけないよう、排水パイプの高さを測定しておく必要があります。
「フロアーあて板」を使用した場合、本体の高さがその分高くなるため、注意しましょう。
搬入経路の確認
設置場所の確認に問題なければ、次は搬入経路の確認が必要になります。
ドラム式洗濯機は、重量があり基本的には作業員2名で行うため、搬入経路の確認も重要です。
以下の点に注意して、搬入経路に問題がないか確認しましょう。
搬入経路での確認は下記の3点です。
①運送トラックの駐車場所
②屋外経路
③屋内経路
運送トラックの駐車場所

まずは、運送車両の駐車場所を確認しましょう。
賃貸では専用駐車スペースが無い所もあります。
どこに駐車させるか指示できるようにしておきましょう。
屋外経路

「マンションやアパートの場合」
・エレベーターは洗濯機と運搬者一名を含めた幅と奥行きを確認する。
・外階段は幅と高さ、曲がり角を確認する。
洗濯機と運搬者が通れる十分な幅があるか確認してください。
エレベーターでは出入りの際、一人はエレベーター内に入る必要があります。
階段で運搬する場合は、洗濯機を傾けて搬入する必要があるため、高さと曲がり角も問題ないか考慮する必要があります。

人力で運搬するので、洗濯機のサイズのみではなく、運搬者も考慮しましょう!
屋内経路
自宅玄関では扉を開けた状態で一番狭い箇所を測定する!
ドアノブや郵便受けなどが当たって入らないことも想定されます。
屋内では、手すりや扉を閉めた状態のドアノブと設置部屋への扉が内開きか外開きかによっても入らないことが想定されます。
必ずシミュレーションしましょう。
不安な場合は家電量販店を利用する
以上が注意点となります。
とはいえ、こんなこと全部出来ないよと言う方にオススメなのが家電量販店を利用することです。
家電量販店では「見積もり」という形で、設置できるか業者が訪問して確認してもらえます。
確認してもらったからと言って、購入を促すこともありませんし、無料で行ってもらえます。
但し、家電量販店で、訪問日時を予約する必要があります。
とはいえ、全て業者に丸投げしてしまうと購入目当ての品が搬入できない場合、改めて一から考え直す必要があります。事前確認をしておき、万が一に備えて別案を考えておくことをオススメします。
まとめ
今回はドラム式洗濯乾燥機の購入する前に確認すべき箇所として、下記の9箇所について説明しました。
「設置場所」
①洗濯機サイズ
②ドアの開閉
③水栓の高さ
④コンセントの位置とアース端子の確認
⑤上部の棚までの高さ
⑥防水パンのサイズと排水口の位置
「設置場所」
①運送トラックの駐車場所
②屋外経路
③屋内経路
このチェック項目を全て確認した上で、不安な場合は家電量販店で見積もりを取りましょう。
もしかしたら想定外のことも発見できるかもしれません。
その際、搬入不可で購入できない場合を想定して、改めて見積もりをする二度手間にならないよう他の候補の商品を案に入れておきましょう。
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