・洗濯物が多くて乾かない
・汚れが落ちない
・適正な洗濯量は?
そんな悩みを抱える家庭は少なくありません。

もしかして、たくさん詰め込み過ぎていませんか?
特に共働き3人家族では、休日にまとめて洗濯することが多く、気づけば1回の洗濯量が基準容量をオーバーしていることも…
その原因の多くが「洗濯物の量と洗濯機の容量バランス」を間違えていることです。
機種ごとに洗濯容量と乾燥容量の設定が異なり、「10kg洗濯出来ても乾燥は6kgまで」といったケースがほとんど。
この記事では、初心者でも簡単にできる洗濯物の量の量り方と、家族構成に合った容量選びのポイントを解説します。
この記事を読むと以下のことが分かります。
✅️汚れ残りと乾燥ムラの原因
✅️洗濯量の測定方法と時短
✅️家族構成別の洗濯容量
結論から…

順番に解説します。
なぜ洗濯量を正確に量ることが大切なのか

それは汚れ残りと乾燥ムラに原因になるからです。
汚れ残りの原因
水の循環不足と衣類の摩擦不足
洗濯槽に衣類がぎゅうぎゅうに詰まっていると、洗剤を溶かした水が内部の衣類まで洗剤が行き届かなくなります。

特に縦型洗濯機と違い、ドラム式洗濯機は水の量が少ないのが特徴!
少ない水の量で効率よく丁寧に汚れを落とすとなると、洗濯物の隅々にまで洗剤が行き届くように適正な量で洗濯することが大切になります。
ドラム式洗濯機の場合、「ドラムが回転し、衣類を持ち上げて上から落とす」ことで衣類同士がぶつかり合い、たたき洗い効果が生まれます。
これにより、摩擦を抑えながら汚れを押し出します。
しかし詰め込み過ぎで衣類が動かないと、この衣類同士のぶつかり合いが起きず、汚れが落ちにくくなります。
乾燥ムラの原因

・温風の通り道がない
・衣類の塊
衣類が密集していると、乾燥のための温風が内部まで届きません。
また乾燥中に衣類が絡まり合って大きな塊になり、外側は乾いていても、内側は湿ったままになります。
ドラム式洗濯機は、洗濯容量に対して乾燥容量が少ないのが特徴です。
ユーザーとしては洗濯から乾燥まで、ドラム式洗濯機の動作のみで部屋干しせず完結させたいのが本音でしょう。

必ず乾燥容量まで考慮した洗濯量にしましょう!
洗濯量が少ない場合も非効率
逆に洗濯量が少なすぎると、電気代・水道代を無駄に消費します。
適切な量を守ることで、洗濯効率が最大化し、衣類へのダメージも軽減されます。
洗濯物の量を簡単に量る2つの方法
重さで量る
1番正確な測定方法になります!
洗濯前の衣類をまとめて、キッチンスケールや体重計で測定します。
例えば3人家族で1日分の洗濯物はおよそ3〜4kg前後です。
3日分をまとめ洗いする場合は、9〜12kgの洗濯容量が必要になります。
以上の理由から、
次の方法を提案します。
洗濯量自動計測機能
もしも洗濯量自動計測機能が無い場合は先程の体重計に乗って測定しましょう。
その場合は洗濯槽内の洗濯物と空白の割合を確認すると目安になります。
家族構成別・オススメ容量の目安

家族構成別でオススメの容量目安は…
| 家族構成 | 1日あたり洗濯量 | まとめ洗い頻度 | 洗濯機の 容量目安 |
|---|---|---|---|
| 1人暮らし | 約1.5kg | 2日ごと | 6〜7kg |
| 2人暮らし | 約2.5kg | 2〜3日ごと | 8〜9kg |
| 3人暮らし (共働き) | 約3.5kg〜4kg | 2〜3日 まとめ洗い | 10〜12kg |
| 4人暮らし | 約1.5kg | 毎日または隔日 | 10〜12kg |
共働き3人家族なら、10〜12kgクラスの容量であれば問題ありません。

特に乾燥機能をフル活用したい場合は、「乾燥容量6〜7kg以上」を目安に選ぶのがコツ!
よくある失敗事例3選

「洗濯10kg=乾燥10kg」と思い込む
乾燥容量は洗濯容量の6〜7割が一般的です。

間違えないように必ず乾燥容量を確認しましょう!
詰め込みすぎて洗浄ムラが発生
先程も述べましたが、ついつい洗濯物を入れ過ぎてしまうことがあります。

結果的に汚れが落ちにくく、臭いの原因になるので容量を守ること!
容量ギリギリを買ってすぐ買い替え
成長期の子どもがいる家庭では2〜3年で洗濯物が増えて容量が足りなくなるケースもあります。

先のことも考慮して、大きいサイズの購入を検討しましょう!
まとめ:洗濯量の把握が時短・節約・快適の第一歩
ドラム式洗濯機選びで失敗する多くの理由は、「洗濯物の量と洗濯機の容量バランス」です。
✅️汚れ残りと乾燥ムラの原因
✅️洗濯量の測定方法と時短
✅️家族構成別の洗濯容量
正しい情報を知ることで、
に繋がることになります。
共働き3人家族なら、「洗濯10〜12kg/乾燥6〜7kg」サイズを基準にする。
家族の成長や洗濯頻度も見越して、少し余裕のある容量を選ぶのがベストです。
これらの情報が皆様のお役に立てると幸いです。






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