
ドラム式洗濯機を使っていて乾燥ドラブルに悩んでいませんか?
実は 乾燥できない理由としてホコリ詰まりが原因であることがほとんどです。
なぜなら1回の乾燥で大量のホコリが発生します。
そのため乾燥フィルターのホコリ詰まりになりやすいからです。
特にヒートポンプ式は本体内を乾いた空気が循環して乾燥する仕組みのため、ダクト内でのホコリ詰まりも発生しやすくなります。

ダクト内のホコリ詰まりは素人では対応が難しいので、クリーニング業者かメーカー修理対応になります。
この記事では、家庭でよくある「乾燥しない原因」と「すぐできる改善方法」を紹介します。
この記事を読むと業者対応せずとも、自分で修理できればコストと時間をカットできます。
結論として原因は下記の6つになります。
①フィルターの目詰まり
②排水経路の汚れ・水残り
③洗濯物の入れすぎ
④部屋の湿度が高い
⑤洗濯ネットの利用
⑥部品の劣化・センサー不良
ドラム式洗濯機が乾燥しない主な原因
フィルターの目詰まり

糸くずフィルターや乾燥フィルターにホコリが詰まると、風の流れが悪くなり乾燥不良に。
特に乾燥フィルター奥は見落としがちです。
排水経路の汚れ・水残り

排水フィルターが汚れていると、水が残って衣類が乾かないことがあります。
排水ホースのつまりでも乾燥効率は下がります。
洗濯物の入れすぎ
容量いっぱいに入れると、風が回らず乾燥不足になります。
「目安」
乾燥時は 目安容量の6〜7割程度 がベストと言われています。
例えば、乾燥容量が5キロの機種なら、その6〜7割(約3〜3.5キロ)程度の量で乾燥させるのがベストという意味になります。

私のドラム式洗濯機は洗濯容量10kgに対して乾燥容量5kg。
実際の乾燥は5kgにしています。
見た目は洗濯槽の半分を目安にしています。
部屋の湿度が高い

ドラム式は「空気を取り込みながら乾燥」する仕組みなので、設置場所の湿度が高いと乾燥効率が落ちます。

私は賃貸でヒーター式のドラム式洗濯機を使用しています。
対策として、浴室に換気が付いているので、浴室の折れ戸と通路への扉を開けています。
梅雨時期でも湿気ることもなく、乾燥にも問題ありません。
洗濯ネットの利用

洗濯ネットに洗濯物を入れると、小物を含めてほとんどが半乾きになります。
これはネット内で洗濯物がダマになりやすいことや温風がネット内まで届きにくいことが原因と思われます。
洗濯ネットを利用することで繊維くずやホコリを抑えることがメリットですが、再度干す手間を考慮しても洗濯ネットはなるべく利用しないほうがいいです。
但し、小さな靴下やハンカチ、マスクなどの小物類がドラムの隙間やドアのパッキン部分に挟まったり、ドラム内部や排水経路に入り込み、排水フィルターや排水弁などに詰まることがあります。
これらは、少量に分けた洗濯ネットを利用しましょう。
部品の劣化・センサー不良
長年使っていると、温風ヒーターや湿度センサーの故障で乾燥できなくなることもあります。
すぐできるチェックリスト
・フィルター掃除はしたか?
・洗濯物は入れすぎていないか?
・設置場所の湿度は高くないか?
・排水経路は詰まっていないか?
これを1つずつ確認するだけで、8割の「乾燥しないトラブル」は改善できます。
実際に私が改善できた例


私の場合は2つあるフィルターのうち「手前側フィルター」は洗濯後、毎回清掃していたので大丈夫でしたが、「奥側のフィルター」に気づかず詰まっていました。
掃除したら一気に乾燥がスムーズに!
素人でも10分あれば改善できるので、まずはフィルター掃除を試してみてください。
まとめ
- ドラム式洗濯機の乾燥不良は 掃除不足や使い方 が原因のことが多い
- フィルター・排水・湿度をチェックすれば解決しやすい
- 長期使用で改善しないなら、修理や買い替えも選択肢
毎日の洗濯をストレスなくするために、まずは 「掃除」と「洗濯物を入れすぎない工夫」 を実践してみましょう!



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