
せっかくの洗濯物が臭うと、家事のモチベーションも下がってしまいますよね。しかし、慌てて家電量販店へ行く前に、一旦待ってください。
実は、それらの悩みは洗濯機の故障ではなく、「排水口の詰まり」を解消するだけで解決するケースが非常に多いのです。
そうたパパなぜなら、排水口が詰まると排水が逆流し、ニオイや乾燥不良の直接的な原因になるからです。
ここを見逃して買い替えてしまうと、本来払わなくてよかった十数万円を無駄にするリスクがあります。
この記事では、家事歴25年のそうたパパが、専門業者に頼まず自力でニオイの元を断つ具体的な掃除手順を徹底解説します。
本記事を読めば、無駄な費用を一切かけず、明日から清潔でカラッと乾いた衣類を取り戻せるようになります。
【結論】洗濯機の不調を感じたら、まずは「排水口内部の清掃」を試してください。これが最も安上がりで確実な解決策です!
なぜ排水口が詰まると「ニオイ」と「乾燥不良」が起きるのか?
洗濯機本体の故障ではなく、「空気と水の通り道」のメンテナンス不足が原因



ドラム式洗濯機の排水逆流は、主に排水管の詰まりが原因で発生し、そこで溜まったヘドロが腐敗して下水臭をドラム内に逆流させる仕組みです。
ヘドロは洗剤カスや糸くず、皮脂汚れ、ホコリが排水管内で混ざり合って固形化したものです。これらが湿気の中で腐敗発酵し、カビや雑菌が繁殖することで強烈な悪臭を生み出します。
逆流した汚水やニオイが排水ホースを通ってドラムに戻り、密閉性の高いドラム式構造で湿気がこもりやすいため、ニオイが定着・増幅されます。
ドラム式洗濯機の乾燥効率は排水のスムーズさが鍵で、排水不良が起きるとドラム内の湿度が除去しにくくなり、洗濯物の乾きが悪くなります。
ヒートポンプ式では温風で湿気を凝縮させ、水として排水します。排水不良で湿気が排出されないと、再循環する空気が常に高湿度になり、加熱しても脱水が不十分で「生乾き」状態が続きます。
掃除に必要なアイテムリスト
必須アイテム
- パイプクリーナー(塩素系)
- 古歯ブラシ
- 洗剤(中性洗剤)
- ビニール手袋
- 洗面台ゴミガード
- 雑巾や広告紙必須アイテム
あると便利
- 懐中電灯
- バケツ(掃除専用)
- バブルーン
- 激落ちキューブ



洗面所で排水トラップを洗います。排水トラップ洗浄と最後に洗面所を洗浄するため、洗面器洗剤は中性洗剤で大丈夫です。
個人的にはバスマジックリンをオススメしますが無ければ食器用洗剤でも構いません。
排水口掃除の5ステップ
掃除手順
作業中のトラブルに備えて、洗濯機本体の電源をオフにして、給水栓の蛇口を閉めましよう。


作業は汚水部分に触れることになります。そのため、事前準備としてビニール手袋を使いましょう。
ビニール手袋は使い捨てタイプだと作業後にそのまま廃棄できます。
1番上のカバー、その下のカバー、防臭パイプ、カップの順に外します。










カバーやトラップは回してロック/ロック解除の仕組みになっているので回してロック解除しましょう。
各パーツを戻す際、順番を忘れる可能性がある場合は外した順番に並べてスマホで写真を撮っておくと確実です。
排水トラップの清掃前に配管奥のヘドロを除去します。


今回はパイプハイターを使いました。パイプハイターは投入後15分から30分のつけ置きになります。
作業効率の観点から先に行いましょう。
次に各パーツの洗浄を行います。
作業場所は洗濯機近くの浴室か洗面所で行うのが良いでしょう。
今回は洗面所で行います。
作業前に洗面所の排水詰まり対策として、ゴミガードを取り付けましょう。






液体洗剤と古歯ブラシで汚れを落としていきます。
こびりついた汚れがキレイに落ちていくのがよく分かります。
こびりついた汚れが落ちたら一旦洗面所から各パーツを移動させます。


写真のとおり、洗面所の排水にヘドロが溜まって排水ができていません。
ゴミガードで詰まっているヘドロを手で上に浮かせて排水を促します。


排水が終わったら、新しいゴミガードを取り替えます。
移動させた各パーツを洗面所に戻して、もう一度液体洗剤で洗います。


こびりついていたヘドロ汚れがキレイに落ちました。
作業時間が15分以上経過したので、排水口のパイプハイターを洗い流します。


我が家のケースでは、バケツが入るスペースが無いため、ジョウロで水を流します。


排水口のニオイとヘドロが落ちました。
取り外した逆の順番で各パーツを戻していきます。


排水ホースを取り付けて完了です。
念のため、排水が正常に行われているかチェックします。
我が家のドラム式洗濯機では、すすぎと脱水が同時にできる「サッと檜すすぎ」という機能があるので、これでチェックします。
排水パイプ口からの水漏れが無いことを確認しました。
おまけ
ここからは洗濯機の排水口掃除とは関係ありませんが、洗面所の排水口の洗浄を行います。
ヘドロ水を洗面所に流したので、ニオイ対策と洗面所の「ついで清掃」を兼ねます。


使うのは「バブルーン」です。
バブルーンは高速の泡の力で排水管の汚れや詰まりを一気に押し流します。


排水口に逆さにしてセットし、押すことで本体上部から泡が一気に噴出します。


我が家で使用するとわずか2、3秒でオーバーフロー穴から泡が出てきました。




泡の中に汚れが混ざっていることが分かります。
この状態で30分水を流さずにつけ置きします。


30分後、泡が少なくなっています。
排水口とオーバーフロー穴をシャワーで洗い流します。あとは激落ちキューブで洗面器を清掃することで洗面所の「ついで洗浄」も完了です。
それでも直らない場合は?「故障」との判断基準
下水のようなニオイの原因は今まで述べた解説で解消すると思いますが、生乾き臭が改善していない場合は洗濯槽の汚れや排水フィルターの詰まりが原因の可能性があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。


乾燥しない場合は、乾燥フィルターの根詰まりも考えられます。


これらを清掃しても改善しない、エラーコードが消えない場合は、メーカー修理の判断基準になります。
もうにおわせない!清潔を保つ3つの習慣
- 定期的なパイプクリーナーによる洗濯槽の清掃
- 洗濯後の「槽乾燥」の徹底
- お風呂の残り湯使用時の注意点
定期的に洗濯槽を清掃することで、洗濯槽にこびりついた洗剤のカスや汚れを落とし、カビの発生を抑えることができます。
洗濯後は洗濯機内の湿度が高まっている状態です。
湿度が高い梅雨時期はドラム式洗濯機は「檜乾燥」機能を使ってカビ発生のリスクを減らすことも対処方法の1つです。



檜乾燥機能が無い場合は除湿機の設置も検討してみると良いでしょう。
お風呂の残り湯の使用は水道光熱費の削減に有効な反面、皮脂汚れが溜まっている状態です。
洗濯機にとっては汚れを上乗せしている状態のため、洗濯槽の汚れが溜まりやすいです。
残り湯を使う場合は、より洗濯槽の清掃を意識しましょう。
まとめ:最初に排水口を確認する


買い替え前に排水口を確認することが最短・最安の解決策になります。
排水トラップを清掃する前に、先に排水口にパイプクリーナーでつけ置きすることで作業効率UP!
排水口のトラップ清掃をする場合は、作業場所の排水詰まり対策を忘れずに!
作業場所の「ついで清掃」をすることで家事負担も軽減します。
今すぐパイプクリーナーを用意して、明日の洗濯を快適にしましょう!








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